40歳代以降の女性に多く見られるため、加齢が原因の一つとされていますが、はっきりとした原因は不明とされています。

◻︎使いすぎ・不良姿勢

年齢と共に軟骨のすり減り、関節の弱体化、そこへ負担がかかり耐えきれず、痛み・腫れ・変形になる

不良姿勢となると指への負担が増える

◻︎遺伝

体質が似ている

特に母親や祖母がへバーデン結節だった方は要注意

◻︎ストレス

自律神経の交感神経が優位になり、血管が収縮して血流が悪化

◻︎ホルモンバランス

エストロゲン減少による関節の炎症が起こりやすい

（エストロゲン減少は更年期障害にも繋がります）

人差し指〜小指にかけての指の第一関節（親指にも見られることあり）

・赤く腫れる

・骨が曲がる

・コブができる

・水ぶくれのようなものができる

◻︎痛みについて

・洗い物で指先を軽くぶつけるだけで激痛

・小銭が取り出せない

◻︎腫れについて

・指輪が入らなくなった

・指を曲げるとこわばる

◻︎変形について

・指先が横に曲がってきた

・指の関節の節々が太くなってきた

上記のようにどんどん症状が強くなり、やがて変形も強くなっていきます。

ヘバーデン結節は変形している状態です。接骨院では変形自体をどうにかすることは難しいです。

ですが痛みや変形をそれ以上進行させない為に、手の使い方やそこに加わる負担を姿勢を変えることで減らすことができると考えています。

当院では、へバーデン結節の根本的原因は『姿勢』にあると考えています。

ヘバーデン結節を持つ方の多くは首、肩、背中が固くなっています。

また姿勢も猫背ぎみだったりします。

指の神経は首から繋がっているため悪い姿勢や骨格の歪みが手指に出やすくなります。

また背骨を繋げている深層の筋肉の一つに多裂筋がありますが、多裂筋は指の動きに関わっているため、これが衰えていると指に支障がおこりやすくなることが考えられます。

①指に対する治療

ヘバーデン結節で痛みがある場合疼痛に対する電気治療を行います。

変形を変えることは難しいですがハイボルテージという電気治療を行うことによって痛みが軽減することが多く見られます。

②姿勢に対する治療

ヘバーデン結節に限らず痛みのある手指の症状に関しては姿勢の改善も必要になると考えています。

猫背姿勢になり、肩甲骨が外に開いてくると肩、上腕、手首、指と負担がどんどん拡がってきます。

上記2つに対して治療することで痛みと指へ加わる負担が変わることが期待できます。

 一人で悩まずにご不明な点などございましたら栃木市にあるTSUNAGI鍼灸接骨院へご相談ください。

へバーデン結節についてのQ&A　/栃木市TSUNAGI鍼灸接骨院合戦場院

Q　へバーデン結節でやってはいけないことはありますか？

A　痛みが出ている時期に、その関節を無理に動かそうとしたり、変形しないようにと反対方向に無理矢理力を加えたり、グリグリとマッサージをしたりすることは、関節症状を強めて痛みを増強させ、将来の変形を進めてしまうので避けるべきです

Q　へバーデン結節はどう進行しますか？

A　へバーデン結節は、放置しておくと10年ほどの期間かけて変形が進むと考えられています。

徐々に他の指に症状が広がっていくことが多いです。

Q　そのまま放置しておくとどうなります？

A　放置せずできるだけ早く有効な治療をしたほうがいいです。

炎症を放置しておくと、骨の変形に進んでしまい、そうなると元に戻せなくなります、

最後は見た目にも曲がってしまいます。