産前・産後腰痛の共通点とはずばり反り腰です！

反り腰とは骨盤前傾とも言い、骨盤が前傾に倒れて坐骨というお尻の下の骨が後ろ側へ引っ張っている状態のことを言います。

元々、人間の背骨は衝撃を和らげるために緩やかなS字カーブを描いています。横から見ると腰は反っているのが正常です。この反りが妊娠や出産後に強くなってしまうと体にさまざまな支障をきたしてしまう恐れがあります。

体重の約10％ほどの重さがあると言われる頭は背骨の上にバランスよく乗っていますが、反り腰により真っ直ぐに支えられずに首や肩の筋肉に大きな負担がかかってしまい、首や肩がこりやすくなってしまいます。

また、反り腰は内臓にも影響しています。骨盤が横に開いた状態になるため元々の位置よりも下がってしまい、お腹がぽっこりと出てしまい、ぽっこりお腹の原因にもなってしまいます。

原因はさまざまですが、代表的なものは以下の3つです。

・妊娠の有無

・体重の増加

・出産に伴う筋力低下

・妊娠の有無

妊娠中は、ホルモンバランスの変化や、大きくなってくるお腹のために体に様々な痛みや不調が出やすくなります。

妊娠すると、骨盤が広がるよう「リラキシン」という靭帯や関節を緩めるホルモンが分泌されます。そのため体を支えるための筋肉の負担が増したり、骨盤が歪みやすくなります。

また、赤ちゃんの成長にともなってお腹が前へ出てくるようになるので、体の重心が前方に移動します。そして、大きなお腹をお尻の筋肉や腰の筋肉で支えようとして腰痛が起きます。

・体重の増加

妊娠や肥満などにより、お腹が大きくなると身体の重心が前に傾いてしまいます。そのためお腹の重みを支えて前に傾いた姿勢を正すために腰を反らせて対応しようとするため妊娠や肥満などが原因になることも多くあります。

妊娠での一時的なものはエクササイズや整体で改善が期待できますが、肥満の場合は放置すると悪化し続ける可能性があります。

ですので運動や栄養管理で基礎代謝を上げて、体脂肪を落とす必要が出てきます。

・出産に伴う筋力の低下

上記でも説明をしましたが、産前や産後ではホルモンの影響で骨盤の靭帯や体を支える筋肉、関節が緩くなります。また出産の際には他のホルモンの影響などにより女性は約10歳分に当たるほどの筋力低下が起きるため、身体に不調は高確率で起きることが分かっています。女性の方はまさにご自身の身体と引き換えにお子さんをご出産されています。

身体の不調は必ずと言っていいほど今後の育児のためにも必要だと考えています。

栃木市のTSUNAGI鍼灸接骨院では個々に合わせた施術方法や症状改善のためのプランニングを作成させていただいております。日常生活での姿勢や筋肉バランスにも原因があります。産後の方は始めに現在のご自身の姿勢を写真にて確認をしたのち骨格矯正で土台となる骨盤から整えていき、良い姿勢を維持するためにインナーマッスルを鍛えるなどをしていき腰痛を防ぐため体をかえていきます。

また当院では、妊娠により負担がかかっている全身の筋肉の調節はもちろんですが、妊娠さんやお子さんに必要な栄養指導なども行っております。

当院と患者様の二人三脚で産前から産後までしっかりとサポートさせて頂きます

Q：反り腰を自宅でストレッチすることで治りますか？

A：自宅でのしっかりとしたストレッチや筋トレで治すことはできますが、適切なフォームで行わないと逆に進行させてしまう可能性があるので、お悩みの方はぜひ一度小山市にあるTSUNAGI鍼灸接骨院にご相談ください。

Q：妊娠中でも施術は可能ですか？

A：妊娠中な場合はやることが限られてきますので、機械や電気は使わず自宅でできるエクササイズを教えることや筋肉調整をやることがメインになりますが、妊娠さんやお子さんに必要な栄養指導も行っておりますのでお気軽にご相談ください。

Q：子どもがいるのですが大丈夫ですか。

A：はい、大丈夫です。ベビーベッドもご用意させていただいているのでお子様とご一緒にお越しください。