上腕二頭筋長頭は上腕骨（腕の骨）の結節間溝と横上腕靭帯からなるトンネルを通ります。

野球の投球動作、テニスのサーブ、バレーのアタックなどオーバーハンドスポーツをされるアスリート、トレーニングのお好きな方、重労働をされる方に多く見られます。上腕二頭筋は腕を上げたり肘を曲げたりするときにつかいます。その際にかかる、腱とトンネルでの摩擦により、炎症を引き起こします。そのため、腕を上げようとしたり荷物を持ち上げようと力を入れた際に痛みが出たりします。

放置しておくとどうなるか？

腕を上げようとしたり荷物を持ち上げようと力を入れた際に肩や肘に痛みが出たりします。主に肩や肘を動かす時に痛みがあります。痛みのため、あまり動かさないでいると肩の動きが悪くなる四十肩を併発することもあります。

四十肩は炎症が長く続くことで周囲の組織が癒着と言ってくっついてしまう疾患です。一度なるとなかなか治らないばかりか動きの幅が下に戻らなくなる方もいます。放置せずにTSUNAGI鍼灸接骨院合戦場院でご相談ください！

◻︎日常生活の姿勢

デスクワーク時や長時間の立ち仕事など、日常生活での姿勢を正しく保つことが重要です。

 肩を前にすぼめないように意識し、背筋を伸ばしましょう。

◻︎運動時のフォーム

スポーツやトレーニングを行う際には、正しいフォームを維持することが大切です。

◻︎筋力トレーニングとストレッチ

肩周りの筋肉を強化することで、肩関節の安定性を高めることができます。

特にローテーターカフ(肩甲骨周りの筋肉群)を重点的に鍛えると良いでしょう。

定期的なストレッチは、筋肉や腱の柔軟性を保つのに役立ちます。

肩関節の可動域を広げるためのストレッチを行い、腱の過度な負荷を防ぎます。

上記は対処療法になります。根本的には姿勢や姿勢を支える筋力が必要となってきます。

上腕二頭筋長頭腱炎の原因は使いすぎ・日常生活のクセ・不良姿勢・加齢が関係します

その中でも不良姿勢は、クセを作り、体をたくさん使った際に加わる負担が更に多くなります。

栃木市TSUNAGI鍼灸接骨院合戦場院では、初回に丁寧なカウンセリングと詳細な検査を行っています。

姿勢分析や筋力および関節の可動域のチェックを行い、その他の身体の動きを見せていただきながら様々な検査を行い、症状の具体的な原因となる部分を見つけ出します。

①炎症に対する治療

炎症や痛みが強い場合にはアイシングや電気療法、マッサージを行い、まずは症状の軽減をはかっていきます。

②姿勢に対する治療

骨盤や背骨の矯正で身体の歪みを整え、関節の柔軟性を改善し、肩関節にかかる負担を減らしていきます。

ストレッチや運動療法なども併用し、痛みが再発しにくい身体づくりをサポートさせていただきます。

まとめ

手技治療で表面的な筋肉の硬さを取り除き、その後奥深くの原因までアプローチできる【骨盤矯正】もしくは【ハイボルト治療】を組み合わせて上腕二頭筋長頭筋炎が起こらない身体を目指します。

わからないことがありましたら、栃木市にあるTSUNAGI鍼灸接骨院へご相談ください。

上腕二頭筋長頭腱炎のQ&A/栃木市TSUNAGI鍼灸接骨院合戦場院

Q　上腕二頭筋長頭腱断裂は自然治癒しますか？

A　一度切れてしまった腱が元どおりにくっつくことはありません。痛めてすぐは炎症が強いため無理に動かさず安静にすることが大切です。

Q　上腕二頭筋長頭腱炎はどのようなスポーツで起きやすいですか？

A　オーバーヘッドスポーツとよばれる、バレー・テニス・野球に多いです

Q　怪我しやすい年齢は？

A　30歳〜50歳くらいの男性に多いです