石灰沈着性腱炎とは肩の内部（腱の周りや筋肉の内部）に石灰がたまってしまい、動かすと炎症を引き起こして痛みを誘発します。この石灰の部分は腫れて熱を持つことが多く、肩を動かしたり、触れたり押したりすると痛みを感じます。 石灰が沈着しやすい場所としては棘上筋という筋肉の腱の部分に多く発生すると言われています。痛みの分類としては急性期と慢性期があり、急性期は激烈な痛みを発症することが多く、ほとんどの人は痛みで肩を動かすことができなくなります。

慢性期には痛みは急性期ほどではないですが、腕を上げたりする際に違和感が残ったり、可動域が制限されたり力が入りづらかったりします。

石灰物が沈着してしまう原因に関しては、炎症の一種として考えられていますが、なぜ石灰物が溜まるような炎症が起こるのかについては十分に分かってはいません。ただ石灰物が沈着するメカニズムの１つとして、加齢による組織の変性が考えられています。石灰物が急速に蓄積することによって肩関節内の内圧が高まることで、炎症物質が多く発生し痛みが発生します。また、ホルモンバランスの変化等も関係しているとも言われています。

石灰沈着性腱炎を治療せずに放置した場合は石灰物が徐々に大きくなり、それに伴って症状が悪化することが考えられます。ただ、大多数の方は「放置する」といった選択肢がとれないほどの激痛を伴うため、上記のような肩の痛みがある場合は一度、栃木県栃木市にあるTSUNAGI鍼灸接骨院 合戦場院での受診をし、炎症を抑える治療や肩に負担をかけないための姿勢を作っていくことをお勧めします。

栃木県栃木市にあるTSUNAGI鍼灸接骨院合戦場院での施術計画としては、大きく2つに分けることができます。1つ目は症状に対しての対症療法。2つ目は今後同じような症状が出ないように根本治療を行います。

ただ、石灰沈着性腱炎の場合はまずは炎症を抑えるような治療を集中的に行い、ある程度炎症が落ち着いてきたタイミングで２つ目の根本治療を開始していきます。

1つ目の対症療法としては、ハイボルトという高電圧の電気治療機を用いて徐痛（痛みを取り除く）したり、痛いと感じる閾値を上げたりと神経にも作用させて、症状に対しての治療を行います。

2つ目の根本治療としては、栃木県栃木市にあるTSUNAGI鍼灸接骨院合戦場院では姿勢に着目して行います。痛みの状態が信号で言う「赤信号」と例えると、ハリやコリ、違和感の部分は「黄色信号」となります。この黄色信号の前段階として姿勢の「歪み」が問題となってきます。そしてこの歪みは、日常生活の姿勢不良などによって引き起こされています。

つまり、日常生活の不良姿勢（歪み）が肩にかかるストレスを倍増させてしまい、結果、痛みを引き起こしてしまうような姿勢を作ってしまっているのです。

この「歪み」に対しては栃木県栃木市にあるTSUNAGI鍼灸接骨院合戦場院ではトムソンベッドと言う特殊なベッドを用いて、骨盤矯正を行います。また、不良姿勢が長く続いていると体のインナーマッスルが低下し、姿勢の歪みが強くなります。

これが長い間続いてしまうと怪我のリスクが上がってしまうため、楽トレと言うインナーマッスルを選択的に鍛えることができる機械を用います。

このように栃木県栃木市にあるTSUNAGI鍼灸接骨院合戦場院では対症療法だけでなく、根本治療として姿勢改善・日常生活動作や食生活などさまざまな角度から患者様を分析し施術計画を提案させていただきます。

石灰沈着性腱炎の予防法

栃木県栃木市にあるTSUNAGI鍼灸接骨院合戦場院で推奨している石灰沈着性腱炎の１番の予防法としては筋肉の柔軟性を作ることになります。

石灰沈着性腱炎の原因はまだはっきりと分かっていませんが、肩関節に負担をかけてしまうような姿勢を正すことや筋肉の柔軟性を高めておくことは極めて重要だと考えられます。ストレッチとしては、胸の前の大胸筋や肩こりの原因の筋肉である僧帽筋、肩下がりの原因の広背筋といった筋肉を集中的にストレッチすることが重要です。また、猫背姿勢も肩に負担をかけてしまう原因になりますので、当院での「猫背矯正」を受けていただくことも一つの手になります。

Q＆A

Q：石灰沈着性腱炎の痛みはどれくらい続きますか？

A：一般的には９割の方が3ヶ月ほどで改善しますが、１部の方は痛みが長引き4年経過しても残っているという報告もあります。

Q：石灰沈着性腱炎は冷やしたほうが良いですか？

A：急性期に関しては冷やす方が良いとされています。ただ、慢性期等に関しては、サポーターなどで保温をしながら運動療法をすると良いとされています。

栃木県栃木市にあるTSUNAGI鍼灸接骨院合戦場院では石灰沈着性腱炎に対して根本的に治療を行っていきますので、この症状でお悩みの方はぜひご来院頂き、根本治癒を目指しましょう！